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品質管理

段ボールは生産して品物を入れることができればそれで終わりという製品ではなく、収める品物に合わせた品質を持っているかどうかを何度も確認し、特に安全性については充分にテストを繰り返すことが求められています。

段ボールに求められている品質は、使用する顧客が求めている条件に達しているかということであり、その段ボールごとにクリアしなければならない項目は違っているかもしれません。

同じ状態のように見えるかもしれませんが、段ボールは使用している紙の種類によって材質が変わり、手触りや強度も違ってきます。

また、全く同じ条件の段ボールでも、中に入れる品物が違えば、段ボールに与える影響も変わってくるものです。

近くを行き来する段ボールだけではなく、長距離まで旅をする段ボールや海外まで出掛けることになる段ボールまで、移動する距離も段ボールによってさまざまな違いがあり、途中で段ボールに加えられる振動や衝撃、温度や湿度などの大気の変化によっても段ボールの状態は変わります。

使える段ボールとして活用してもらうことができるように、注文を受けた段ボールが実際に入れる品物や輸送行程を想定した試験を行って安全性のチェックをするのは、段ボールを提供する側の段ボール工場です。

段ボールの品質を管理するということは、試験の実施とデータの取得と分析の繰り返しで、地道な作業となりますが、その結果、段ボールの確かな安全性を勝ち取ることができるのです。

段ボールが日本で使われるようになって100年が過ぎたところになりますが、この年月の間に段ボールは大きく進化を遂げながら成長し、段ボールの品質として求められるものは近年特に厳しく複雑化していると思えます。

段ボールの品質管理の徹底が求められ、検査の強化など、段ボール会社の対応として求められるハードルも高くなっていますが、ここをクリアすればまた一層顧客からの信頼を得ることができ、次の新しい段ボールの受注へと結び付くのかもしれません。


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ダンボール工場の中には入れませんので、このサイトに書いてある内容から想像して頂くのも楽しいと思います