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エコ精神

さまざまなゴミ問題を抱えている現在の日本において、こんなにも段ボールのリサイクル率が高いのは、一体どうしてなのでしょうか。

この段ボールを始めとする新聞などの古紙のリサイクル率は、外国と比べて日本は遥かに高く、このリサイクル率の意識の高さがあってこそ、段ボールのリサイクルシステムは支えられているのです。

段ボールのリサイクルに関しては、環境問題に対する危機感が声高く言われるようになってきたからという理由で、進められてきたわけではありません。

日本ではもっと昔から廃品回収には独自のシステムが確立されていて、新聞や段ボールなどの紙資源を有効に活用することを定着させてきたのです。

隣近所などとの結び付きが今よりも強かった時代から、地域での廃品回収が活発で、年月が過ぎた現在でも地域や学校ではきちんとその習慣が続いています。

また廃品回収車も頻繁に町を行き来して、紙資源の回収に努めています。

このような先人たちの行動があってこそ、現在の日本で、段ボールはリサイクルの優等生と言われるような状態になっているのです。

まさに日本人は段ボールなどの紙資源に対して、究極のエコ精神を持っていると言え、それがずっと受け継がれて今日があるのです。

毎日のように回収されていく段ボールを貴重な再生資源として溶解し、また次の段ボールの生産へとつなげるのは、段ボールの生産を受け持つ工場の担当となります。

再生資源への協力をしているのは、廃品回収を徹底する一般の人だけではなく、段ボールの生産工場でも段ボールを製品化する工程上で出た段ボールの端切れを無駄にせずに回収して、一旦製紙工場へと戻し、この端切れも次の段ボールの材料とする努力をしています。

段ボールの生産工場では、段ボールを作る過程でゴミを出すことがないということになります。

時代はどんどんと移り変わっていきますが、この段ボールや新聞に対して日本人が持っている回収の徹底という意識は、これからも変わらずに受け継がれていくことを願いたいものです。


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ダンボール工場の中には入れませんので、このサイトに書いてある内容から想像して頂くのも楽しいと思います