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製函工程

製段工程で形状が仕上がった段ボールの仕上げをして整えていくのが製函の工程になり、製函機を使って行われます。

製函機には幾つかの種類があり、段ボール工場でどのタイプの製函機を使用しているかということによって、作業工程やその方法には違いが見られます。

製段工程の最後では、不良品を取り除いた良品の段ボールだけが積み上げられていますので、そこから1枚ずつ段ボールを製函機に送り込むのがシートフィーダーです。

段ボールの面に指定されている印刷を施しますが、何色かのカラーを使用する場合、最初の機械で1色目を次の機械で2色目をといったように印刷していき、印刷を希望しているカラーの数だけ色付けが行われることになります。

印刷できるカラーは3色まで、または4色までといったように、製函機によって違いがありますが、いずれの場合も段ボールの発注時にカラーの制限について説明があると思われます。

段ボールの印刷では、水溶性の速乾インキを使用し、希望する面に直接フレキソ印刷と呼ばれる方法での印刷をする方法や、油性インクを使用してUV印刷を行う方法など、印刷の方法も1つではありません。

印刷では、刷版を作り、その刷版にインクを乗せることでスムーズに同じデザインの印刷が行われていきます。

フォールディングの工程では、製段の工程で入れられている罫線に合わせて段ボール箱が折り曲げられ、のりしろ部分に接着が行われてから罫線に沿ってきれいに折り畳まれることで圧着して確実に貼り付けを行います。

また、段ボール箱に打ち抜きなどの工程が必要な場合には、ここで型に合わせて打ち抜きが行われます。

段ボール箱がコンパクトになった状態で一定数ごとにまとめられ、積み重ねて保管しておきます。

製段機と製函機の両方を揃えて段ボールの工程を一度に行っている段ボール工場はまだまだ少なく、多くの段ボール工場では製段工程か製函工程かのどちらかを中心に行っていることが多いようです。


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ダンボール工場の中には入れませんので、このサイトに書いてある内容から想像して頂くのも楽しいと思います