三色看板と白衣
随分前、初めていった美容院で白衣を着た女性スタッフにカットしてもらいました。
もう20年以上前のことですが、「珍しい。今時白衣なんて」と思ってカットしてもらったのですが、とんでもない目に会いました。
店主と思わしき女性は他の女性にかかりつけになっていました。
いささかの不安を覚えながら、他に近所の美容院が空いていないなかったことや、今すぐにでもカットしたいという気持ちがありましたし、行きつけの美容院もお休みだったのです。
予感は的中しました。
不安があったためとりあえず様子見ということで「整える程度でお願いします」といったところ、シャギーが分からなかったのかその部分を櫛を上部からあてがえてカットしだしたのです。
全てがこのように進められましたので「今何をやってるんですか?」「はい。言われたとおりに整えているんです」何度か同じような会話がかわされ、怒りはかなり頂点に達していました。
その時点で美容院のはしごを考えていましたが、途中でやめてもらうとよろしくない状態に来ていましたので、とりあえずやってもらったのです。完成したヘアスタイルはヘルメットそのものでした。
もちろん仕上げのスタイリング剤も、怒り心頭を顕にしてお断りしました。
多分、理容師の資格を持っているだけで、現場に出なかった人なのか、それとも素人の見習いだと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、この方のように白衣を身につけた美容師さんって、今では全く見ません。理容院でもほとんど見かけなくなりました。
この白衣、ある種の区別をするための制服だと思っていました。
例えば、昔の役所や郵便局の方のあの水色の制服のような感じです。
しかし、理髪店の三色看板の歴史を調べると、白衣であることの理由がわかります。
この三色看板は万国共通で、赤い色は動脈、青は静脈、白は包帯を現しており、12世紀ごろ、髭剃りや散髪、外科医を兼ねた僧侶が僧院に登場したことからだそうです。
看板としての歴史は1540年頃で、白衣というのは昔のヨーロッパの理髪や外科医を兼ねた僧侶から来ていると言われています。
兼業としていた仕事から、本格的に医学を学んだものは長い白衣を着るようになり、理髪専門のものは短い白衣を着て区別するようになったそうです。
現在ではあまり見かけなくなった理髪店の白衣ですが、自宅で経営している場合、お客様がいらしたときに身につけてもらうと、衛生面での安心感が湧きます。
女性であれば家事をしていたときの匂いもそれで防げるような気さえします。
店として独立した場所にあれば、ファッションセンスを問うヘアカットやパーマは、訪れるお客様が腕やセンスの目安として捉えることも出来るため、おしゃれな服装は現在、必須要項になっている感じがします。
裏はダンボールに入った販売用のヘアケア商品も、見せない工夫をしていると「どうでも良い」と思わせずに、良いイメージとして捉えることができます。
ダンボール工場の1日は情報収集にお役立てください。
ダンボール工場の中には入れませんので、このサイトに書いてある内容から想像して頂くのも楽しいと思います
